秋田大学医学部ってどんな大学?

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キャンパス

〒010-8543 秋田県秋田市本道1丁目1−1

秋田大学医学部のキャンパスは秋田県秋田市にあります。


アクセス

「秋田駅」バス20分

秋田大学医学部医学科のキャンパスはJR秋田駅からバスで20分という立地にあります。 大学近くで下宿していたり、車やバイク、自転車などの交通手段で通学している学生も多いようです。



秋田大学医学部の入試情報まとめ

概要

秋田県にある日本の国立大学です。 1年次より臨床を意識したOSCEの取り組みを実施しており、早い段階から医学の勉強を始めることができます。


配点


英語 数学 理科国語社会 面接 合計
共通テスト 100 100 20010050 550
個別学力試験 100 100 200 400
合計配点 200 200 20010050 200 950


二次試験の配点が約40%であり、一次型です。そのため共通テストでしっかり得点できれば合格に大きく近づくことができるでしょう。 面接には200点としっかり得点がついており、対策は必須です。 英数の学科試験と同点が配点されており、英数の勉強と同程度に対策をすることが大切です。


合格最低点

入学年度 合格最低点 最低得点率 平均点 満点
2024 714.80 75.2% 749.69 950
2023 719.9 75.8% 756.31 950
2022 732.90 77.0% 763.4 950
2021 770.30 81.1% 790.81 950
2020 779.00 82.0% 800.85 950


合格最低点は80%前後です。 共通テストで8割以上の得点をすることができればだいぶ合格にアドバンテージを得ることができます。


倍率

入学年度 倍率 募集人数 志願者数
2024 4.7 55 258
2023 4.2 55 231
2022 4.0 55 220
2021 4.4 55 244
2020 6.6 55 364


倍率は例年5倍の前後を推移しています。 国公立大学医学部の倍率としては平均的です。


その他

偏差値:62.5


共通テスト得点率:81%


共通テスト最低点:71.9%


個別学力試験最低点:72%


再受験寛容度:厳しい

秋田大学医学部の傾向と対策


【英語】


■ 概要

秋田大学医学部の英語試験は、60分間の試験で大問が3問構成されており、長文読解2問と自由英作文1問で構成されています。問題の難易度は比較的易しく、特に自由英作文を素早く処理する能力が高得点の鍵となります。過去問や実践的な練習を積むことで実力を向上させれば、十分に高得点を狙える試験です。

 

■ 解答形式:選択式

解答形式は選択式です。長文問題の設問は主に4択中心で、比較的簡単なレベルの問題が多いため、正確に解答する力を養うことが重要です。自由英作文は記述形式で、80〜100ワード程度の文章を書くことが求められます。

 

■ 大問数・構成:大問3題

大問は全体で3問、長文読解が2問、自由英作文が1問の構成です。長文問題は語彙や内容が易しく、主に選択式で出題されます。設問の意図を正確に読み取り解答する練習を重ねることがポイントです。自由英作文は、自分の意見を述べる形式で、文章構成が指定されるため、その構成を意識する必要があります。

 

■ 難易度:やや易

問題の難易度は比較的易しく、正確な解答力を高めることで十分に高得点が期待できます。特に自由英作文は、実践的な練習によって差がつきやすい部分なので、不足している点は添削などで補うことを推奨します。

 

■ 試験時間:60分(適正)

60分は問題量に対して適切な時間ですが、自由英作文に十分な時間を割くためにも、他の問題を効率よく処理する必要があります。試験前日までに、自分なりの時間配分をしっかり練っておくことが重要です。


■ 頻出分野:医療、生命科学

医療や生命科学に関するテーマが出題されることがあります。最新の時事問題や医療に関する知識を常に追っておくことで、問題への対応力を強化できます。

 

■ 対策方法

問題を解くスピードを高めることが重要です。特に長文読解の速読練習を重ね、短い時間で問題を解く力を養いましょう。また、自由英作文は毎日の練習を習慣化し、その中で文章構成を確認することが大切です。例文を活用しながら、正確な文法と表現力を身につけていくことが成功の鍵となります。

 

【数学】


■ 概要

秋田大学医学部の数学試験は、90分間の試験で大問4問で構成されています。問題の難易度は標準からやや難しく、高い思考力と計算力が求められる試験です。特に数学に自信がある受験生は、しっかりと対策を行うことで高得点が期待できる試験と言えます。

 

■ 解答形式:記述式

解答形式は記述式です。それぞれの大問には複数の小問が設定されており、誘導に従いながら解答を進める形式です。正確な計算や論理的な思考を基にした記述力が求められ、ただ正しい答えを出すだけではなく、その過程を適切に記述することが重要です。

 

■ 大問数・構成:大問4題

大問は全体で4問構成です。そのうち1問が他学部共通問題、残りの3問が医学部固有の問題となっています。特に医学部固有の問題は、計算量が多く場合分けが必要な問題や、複数の概念を融合させた問題が多く見られるため、基礎を徹底的に固めた上での応用力が試されます。

 

■ 難易度:標準〜やや難

全体として標準からやや難のレベルです。他学部共通問題は標準的な難易度で、誘導に従えば解答しやすい構成となっています。一方、医学部固有問題は見慣れない設定や複雑な場合分けが求められることが多く、高い思考力と論証力が必要とされます。

 

■ 試験時間:90分(やや短め)

試験時間は90分で、問題量を考えるとやや短いと感じる受験生が多いでしょう。特に計算量が多い問題では、解答方針を素早く見出し、効率よく解答を進めることが求められます。1問あたりの目安時間を決めて取り組むことで、時間切れを防ぐことができます。

 

■ 頻出分野:確率、微積、整数

頻出分野は「確率」「数III微積分」「整数問題」が中心です。これらの分野に加え、場合によっては「複素数平面」「数列」「ベクトル」などの問題も出題されることがあります。幅広い分野に対応できるよう、分野を偏らせずに学習することが重要です。

 

■ 対策方法

標準問題や典型問題の解法をしっかりと身につけることが最優先です。まずは青チャートやフォーカスゴールド、一対一対応の演習など、自分に合った問題集を使用して基礎を固めましょう。その上で、地方国公立大学レベルの問題演習を重ね、余裕があれば下位旧帝大レベルの問題にも挑戦すると良いでしょう。また、整数問題については特化した対策を行うことで、得点を伸ばせる可能性があります。過去問演習を通じて時間配分や解答の流れを掴み、本番に備えましょう。


【面接】


■ 試験時間:約10分

秋田大学医学部の面接試験では、約10分の個人面接が行われます。

 

■ 面接人数:受験生1人 ー 面接官3人

受験生1人に対して面接官3人が対面して行われるオーソドックスな個人面接です。

 

■ 面接形式:個人面接

個人面接が行われます。 対面で行われ、事前に提出している調査票をもとに質問をされるよくあるタイプの個人面接です。 そのため、他の大学の面接対策も含めた標準的な対策をすることが大切です。

 

■ 頻出質問

  • 医師になりたい理由 
  • 本学への志望理由
  • 秋田県に対する印象
  • なぜ秋田に来たいのか
  • 海外で働きたいか
  • 高校時代に力を入れていたこと
  • 興味を持っている研究分野
  • 臨床と研究どちらに進みたいか
  • 最近の医療ニュースについて
  • 医療現場でのAIの利用について
  • 好きな科目とその理由
  • 自分の興味と医療の関わりについて